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ラミネートフィルム

ラミネートフィルムとは、複数のフィルムを貼り合わせた構造を持つフィルムのことを指します。この製法により、各素材の弱点を補い合い、単体のフィルムでは実現できない性能を発揮することが可能です。内容物に応じて適切なフィルム素材や厚みを選定することで、より効果的に内容物を保護することができます。 食品に使用されることが多いですが、工業用途でも高いバリア性が必要な際には使用されます。

ラミネートフィルムの構成は主に以下のように分けられます:
・外層
 印刷適性、機械適性(コシ感)が求められる層です。2種貼り合わせフィルムの場合など、後述する中間層の役割であるバリア性も外層が担うケースもございます。また、和紙などデザイン性を高める素材が選定されることもあります。
 例:PET(ポリエチレンテレフタレート)、アルミ蒸着PET、OPP(二軸延伸ポリプロピレン)、ONY(二軸延伸ナイロン)、KOPP(ポリ塩化ビニリデンコートOPP)、和紙など

・中間層(バリア層)
 ここでは酸素や水蒸気等から内容物を守るバリア性をもったフィルムが選定されます。バリア性の高さから異素材であるアルミ箔が使用されることもあります。近年では、アルミ箔は耐ピンホール性が低くコストが高いため、アルミに使用量を大幅に減らしアルミ箔に近いバリア性能を持つアルミ蒸着フィルムや、シリカ(SiO2)やアルミナ(Al2O3)を蒸着した透明蒸着フィルムの採用も増えてきています。
 例:AL(アルミニウム箔)、アルミ蒸着PET、シリカ蒸着PET、EVOH(エチレンビニルアルコール共重合体)、KOPP(ポリ塩化ビニリデンコートOPP)など

・内層(シーラント層)
 密封性を確保するために熱で溶けて接着する特性を持つフィルムが使用されます。
 例:PE(ポリエチレン)、CPP(無延伸ポリプロピレン)、EVA(エチレン酢酸ビニル共重合体)等

このように、ラミネートフィルムは内容物の特性や用途に応じて各層を適切に設計することで、機能性と意匠性の両立を図り、内容物の品質を最大限に保護する役割を果たします。

当社では、用途に合わせた適切なラミネートフィルムをご提案できますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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